ベートーベン

クラシックの愛聴盤 ベートーベン

 

クラシックの愛聴盤 --- ベートーベンの交響曲

 
楽聖ベートーベンの9曲の交響曲はやはり人類の宝です。
長さ的にも適当で、CD全集で買ってもそれほど高くないので気が付くとけっこう買ってるんですね。
フルトヴェングラー、トスカニーニ、バーンスタイン、ヨッフム、朝比奈隆。
えっ?まだまだ少ないですか?
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交響曲第1番
この曲、モーツァルトの後期交響曲とベートーベンの中期以降の交響曲のちょうどあいのこのような感じでけっこう好きです。
あいのことはいっても、その豪放的な旋律はモーツァルトの繊細な旋律とは異質のもので、モーツァルトの影響を受けているとはいっても曲は100%ベートーベンのものになっています。
とにかく親しみやすい曲で、何をしていても気軽に聴けるところがいいですね。(ベートーベンに失礼かもしれませんが)
朝比奈隆+新日本フィルと、ワルター+コロンビア響でよく聴きます。



交響曲第3番(英雄)
クラシックを改めて聴いていこうと思い立った時、ベートーベンの交響曲の中でまず一番初めに買って聴いたのがこの曲です。
買ってすぐ豪放的で魅力的な第1楽章のとりこになりました。
でも、第2楽章の葬送はちょっと気が重くなるのでパスして面白い第3楽章へ。
そして、第4楽章の変奏はその価値を認めながらもどういうわけかあまり好きになれず・・・。
というわけで、第1楽章と第3楽章(それも第1楽章がほとんど)を聴く日が続きましたね。
実はこの傾向は今もあまり変わっていません。
個人的には、各楽章はそれぞれ傑作なのに楽章間の連携がいまひとつのような気がします。
第2交響曲からいきなり超大作に挑んだベートーベンでしたが、やりたいことが多過ぎてまとまりがつかなかったのかなぁ・・・なんてバチあたりなことを考えたりします。
たぶん、これは私の聴き方がまだまだ浅いからなんでしょうね。
でも、第1楽章は本当に好きです。(ベートーベンの全交響曲の中で一番ぐらいに)
よく聴くのは朝比奈隆+新日本フィルですが、気合いがのっている時はフルトヴェングラー+ウィーンフィルでしょうか。



交響曲第4番
英雄と運命という傑作に挟まれているためかちょっと地味な存在の曲ですが、個人的にはベートーベンの交響曲の中で最も聴く回数の多い曲です。
それもムラビンスキー+レニングラードフィルの最高の名盤があるからです。
とにかく最後まで緩むことのないキビキビとした響きが素晴らしいです。
オケの音色に艶やかさや豊麗さはほとんどないのですが、この凝縮された緊張感あふれる演奏には思わずぐっと引き込まれてしまいます。
通常の指揮者なら唱わせたくなるような所も委細かまわずインテンポで押し切ってしまうのですが、この時交錯する微妙な色合いが何ともいえません。


個人的には、この第4番はどこか八方美人的な英雄(第3番)とはうってかわって各楽章の連携がかなり重視されてきているような気がします。
そして、この連携は次の運命で見事に結実する・・・というのが持論です。(個人HPなのでなんとでも言えますね。(^^;)
実際、ベートーベンは第5の作曲中に作業を一時中断して、この第4を一気に書き上げたと言われていますから、第4で試みたことが第5で成就したというのもそれほど的はずれではないと思うのですが。
この楽章間の連携はこの曲の後、いろいろな形で実験?され、田園のようにストーリー性を持たせたり、第7のように「舞踏」という具体的なテーマを持たせたりした後、第9でひとつの頂点を迎えることになります。
そういう意味でこの第4はベートーベンにとってひとつの転機になった作品なのではないかと密かに思っている次第です。




交響曲第5番(運命)
あの「ジャジャジャジャ〜ン」は老若男女誰もが知っている、という知名度ナンバー1の曲ですね。
そのせいかどうか、この曲を聴く時にどこか気恥ずかしい思いがするのは私だけでしょうか。(笑)
とにかく最初から最後まで極度にエッセンスが凝縮されている感じで聴いていて気が抜けません。
緊密に結びついた各楽章は全体がまるでひとつの楽章のようです。
第1楽章でかなり深刻に問題提起。
第2楽章でちょと落ち着いてから、第3楽章で次第に高揚していき第4楽章で歓喜が爆発・・・という実にわかりやすい構成なのですが、曲に恐ろしく深みがあるので何度聴いても飽きることがありません。
いや、正確にいうと飽きるほど何度も聴けません。
聴き終わる度に恐ろしく疲れるからですね。
この曲を聴いていてフィナーレになってこれからという時に横にいたカミさんに話しかけられて、「今までの苦労?が水の泡になった」と激怒した友人がいますが、何となくその気持ちはわかりますね。(笑)
このベートーベンの第5はそれほど人の心を奪い高揚させてしまうということでしょうか。


フルトヴェングラー+ウィーンフィル、フルトヴェングラー+ベルリンフィル。
どちらがお好みでしょうか。



交響曲第6番(田園)
この曲のメロディはベートーベンの交響曲の中では第9(合唱)と第5(運命)の次に有名ですかね。
英雄っていうのは曲名が有名なわりにメロディは知らない人が多いのではないかと・・・。(自分もそうだったもので)
田園の情景がテーマになっているのでとても聴きやすいです。
こういうのを「表題音楽」という、って小学校か中学校のの音楽の時間に習いませんでしたか?
クラシックの聴き始めの時期に好きでよく聴きました。
3楽章から後がずっとつながっているので最後まで面白く聴けた記憶があります。
最終5楽章は明日への力が沸いてくるようで、運命の最終楽章のような極めつけの深みはないけれど素晴らしい楽章だと思います。
よく聴くのはワルター+コロンビア響でしょうか。



交響曲第7番
第4の項で述べたようにこの曲のテーマは「舞踏」です。
曲全体をリズムが支配しているところは衆目の一致するところです。
テンポの遅い第2楽章までリズムがテーマになっているのは恐れ入りますね。
そして、最終4楽章ではこれがついに狂喜乱舞に変わっていきます。
この曲を聞き終わると頭がふらふらしますね。
けっこうこれがくせになったりしてました。(^^;
ちなみに最近はあまり聴いてませ〜ん。


昔の話なんですが、友人に「ベートーベンの第7マニア」がいました。
どんなことかっていうと、ベートーベンの第7のレコードを集めまくっているのです。
販売店で手に入るものは全て集めきり、古レコード店や古道具屋まで行って買いあさっていました。
いったい何枚集めたのか聞いたのですが・・・忘れました。(^^;
中には1回も聴いていないものもあるとかないとか・・・。
そんな彼が一番だと言っていたのが、確かフルトヴェングラー+ウィーンフィルのものだったと思います。
自分もこれをまねして、聴く時にはこの盤を引っ張り出してます。
実は、その友人の影響で自分も大好きだったブルックナーの第9を集め出したんですね。
当時ブル9は数も少なかったのですぐに集めきってしまいました。
古レコード店までは足を運びましたが、軟弱だったせいか古道具屋までは行きませんでしたね。
ただ、聴き比べの面白さに目覚めたのはその友人のおかげかもしれません。
とにかく気に入らない指揮者の盤まで全部集めて、ここが悪い、ここが気にくわない、とやるんですが、これがけっこう楽しかったりするんですね。(笑)



交響曲第9番(合唱付き)
ベートーベンの交響曲の中で、運命と並び称される最高傑作と言われていますが、運命に比べるとけっこう好き嫌いがあるようですね。
実は、けっこう長い間、自分もこの第9があまり好きではありませんでした。
理由をいろいろと考えてみたのですが、やはり第9はけっこう難解な音楽なのではないかという結論になりました。
同じく冒頭の深刻な問題提起にしても、運命の方は「運命はこのように扉をたたく」というベートーベンの言葉からもわかるように音楽自体は深いけれどわかりやすいです。
それに比べ、第9の冒頭はわけのわからないものが目の前に立ちはだかっている感じで何というか・・・かなり落ち込みます。
第2楽章はどこか皮肉な空元気という感じで、他の交響曲のそれと比べると今ひとつ気分が高揚しません。
その後の美しい第3楽章はなぜか恐ろしく長く感じます。(実際、管楽器がホワーッとあくびをするような音を出すところもあります)
そして、待ちに待った?第4楽章は、盛り上がったかと思うと沈み、の繰り返しでガーッと発散できるのは最後のフィナーレぐらいですが、それとて尻切れトンボのような感じで終わってしまいます。


自分が第9を楽しんで聴けるようになったのは、第9についての著述を読んで、なるほどあれはそういうことだったのか、と理解した上でその問題の部分を聴き直したりするようになってからのことです。
つまり「頭」から入って楽しめるようになったわけですが、もちろんその後「感性」でも楽しめるようになりました。
この曲を何の予備知識も無しに楽しめる人はそれほど多くないのではないかと思いますよ。


演奏としてはフルトヴェングラー+バイロイト祝祭管の伝説的な名演がやはりベストですね。
よく言われることですが、最終楽章のフィナーレのアクセルのかけ方は何度聴いてももの凄いですね。
とにかくオーケストラが速さについていけず崩壊寸前になってしまっていますが、委細かまわず突き進む鬼のような気迫がすごい。
あれを聴いた後に他の指揮者の演奏を聴くと何か拍子抜けしてしまうくらいです。(実際、FMの実況でやっていた第9なんですが、最後のところがあまりにもこぢんまりとしていたので、それが滑稽に聞こえて笑ってしまったことがあります。)
でも、現代のコンサートではまずあり得ないことですね。
聴衆はその場の雰囲気で聴くからいいにしても、その一部始終を最新の録音技術でばっちり録られるとしたら、これはどんなに偉い指揮者だって恐ろしくてやれないと思いますよ。
50年前の霧の彼方にいる巨匠だからこそフルトヴェングラーにはできたのかもしれませんね。
でも、彼だったら現代に生きていてもやはりやったかも・・・でしょうか。

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